クリスマスに予定のないオタクが十数年振りに劇場でポケモン映画を見た感想

どうも、オタクです。

 

ポケモン映画を見た後クソデカ感情を抱えながら帰り道をとぼとぼ歩いてるのですが、なんかこれは感想書きたいなって思うくらい良い映画だったので思ったことを雑に書きました。構築記事以外の記事書くのが人生において超久々なので何かあったらTwitterまでお願いします。

 

何をもって主がオタクなのか という話をすると、深夜アニメを年間80〜100作ほど見ていて、アニメ映画は気になった作品をだいたいチェックしてる根っからのアニメキモオタクです。今年のアニメ映画はSHIROBAKOfateはいふり、アビスは見てます。ギヴンとデアラとヴァイオレットと鬼滅は時間ある時に見る。多分。

 

 

 

※ネタバレ含みます。まだ見てない方はブラウザバック推奨です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々と勝手な解釈を肉付けしながら話しやす。

 

ストーリーの大筋は昨今のアニメにありがちな「正義VS反対の正義」の構図でしたね。ミュウツーからレシゼクまでとディアンシーフーパボルケニオンを飛ばして君に決めたしか履修してないんで最近のポケモン映画の傾向をよく知らないのですが、なんか時代と共に作風が移り変わってんなぁと、ポケモンのゲームとアニメでは思わされることが多いです。

 

終盤、ココの動機付けのためなのかボスであるZ博士がれっきとした悪キャラに豹変し始めてちょっと萎えましたが、彼が過去に大切な誰かを失ってるor昏睡状態が続いていてその人やこれから死にゆく誰かを縄張りの水で救いたい みたいなバックボーンがあるのかもなと思えば縄張りの水に固執するのはまあわかるかもしれないし、紛れもなく「正義VS別の正義」だなってなった。回想はココの親を殺すとこくらいしか語られてないけど。

 

ザルードの専用技が回復技っていう事前情報はゲームで知ってて「ジャングルの兄貴分」的な存在だと勝手に思ってたんだけど、群れて弱いポケモンからカツアゲしてイキってるだけだったから勝手にガッカリした。

でもココの親と長老のザルードは品行方正な心と広い視野を持ってたからココは正義漢として育ち、サトシ(人間)とザルードとジャングルのポケモンの掛橋になって博士を倒すっていう清々しいほど王道なエモーショナル展開に繋がり、他のザルードたちも受け継がれたの歌の解釈を改めることでポケモンたちと共存するようになるこれ以上ない綺麗な占め方でしたね。

親ザルードの正体ってセレビィによって過去からタマゴで現れた長老だと深読みしてたんだけど全然違うっぽいですね。若かりし頃と老いた同じ人がいると、過去から来て歴史を変えた人間は消えてしまうみたいな、シュタゲかYU-NOみたいな絡み方をしてくると思ってたし、最後ザルードの受け取り方ムービー見ながら「で、セレビィはなんだったの?」って勝手にキレてた。お前は「鉄腕DASH東京湾綺麗にしてたら汚染で居なくなったはずのアユの稚魚が現れました」くらいの役割でしかないのに堂々と配布されるなよ。

ココは独りでに外の世界に出てポケモンたち、そしてサトシと出会い色々なことを知っていく。それでも引け目を感じて人間であることをひた隠す親ザルード。このシリアス展開はまさに少年向けって感じで胸がアツくなりました。ザルードの元へサトシを連れてくるシーンで、昔劇場でポケモン映画を見てた10年ほど前の情景が蘇った…親とダイパの映画全部見に行ったの懐かしい。相乗効果で普通に泣いてた。

そんでなんと言っても戦闘シーンは作画枚数マシマシのエグすぎクオリティで見入ってしまいました。こんなもの少年少女に見せたらアニメオタクになっちゃうよ。最後謎の機械の背中にアイアンテールをぶち込むところの作画が単純にやばい。あれもう一回見たい。家でレンタルかアマプラで見てたならめっちゃ巻き戻して見ちゃうやつだった。テッカニンめっちゃ早いし。テッカニン好き。テッカニンは誰よりも早いんだってなってザルードが言うところでブンブン動くテッカニンに萌えた。テッカニンかわいいな。

そんで楽曲が良すぎました。サンムーンを通して岡崎体育のファンになってたんやなって思い知らされました。ポケモン以外の曲も色々聞いてたけど音楽性の幅が広いな〜〜〜って。ザルードたちが語り継いできた民族音楽テイストな「掟の歌」様々な世界を知って成長していくココに沿うような疾走感補正252振りの「ココ」と「Show Window」ココとザルードの絆を幻想的な雰囲気で包み込む「森のハミング」数十年前のパンクロックバンドのバラードを思わせるような曲調と真っ直ぐなザルードの想いをトータス松本が語りかけるように歌う「ふしぎなふしぎな生き物」旅立つココの背中を押し、帰るべき場所を示すような曲に木村カエラが命を吹き込む「ただいまとおかえり」どれも方向性の違う音楽ながらも全て岡崎体育というひとつの筋で繋がっている、劇中のココのように作品の架け橋となる存在にエモーショナルを感じざるを得ません。岡崎体育マジで好き。サンムーンだとポーズが好き。陽気にZ技をいっぱい出してるだけなのに7世代のポケモン思い出して泣きそうになるの何なんだろう。とにかく「岡崎体育ポケモンの音楽」という認識が自分の中に浸透しすぎててビビりました。今のアニポケの主題歌とかも歌ってほしい。

 

話したいこと書き殴れて気が済んだので終わりです。とりあえず今度もう一回見てきます。

では。